【3.11 悲しみが教えてくれた絆】
東日本大震災から8年の月日が経ちました。
昨年、私自身も北海道胆振東部地震を経験し、
ふと感じたことがありましたので備忘録として。
※やや長文ですが、一読して頂ければ幸いです。
目を疑うほどの未曾有の被害をもたらした東日本大震災。消えない悲しみを抱える遺族の皆様、未だ故郷に戻れずにいる5万人以上の被災者の皆様のご心中を考えると、軽々しく「お察しいたします。」とは私には言えません。時間がかかったとしても悲しみが少しずつ癒えますように、また不安が少しでも軽くなりますようにとただただ願うばかりです。
震災後、防災意識の再確認の他に「人と人の繋がり」や「絆」の大切さをしみじみ感じた方も多かったのではないでしょうか。我が家では、農家さんが美味しい米作りに思いをかけて作った”北海道らんこし米”を炊いて、おかずもちょっと豪華に家族団欒”農家さんの思い”と”家族の絆”を噛みしめました。
当たり前のような日常の幸せは、最高の幸せ。そんな風に改めて大切な気持ちを思い出させてくれる3.11。追悼の意を示すと共に家族や大切な人を思う日であってほしいと私は思います。この日に限らず1年を過ごす中で、忘れがちな日常の幸せを思い出させてくれる「特別な日」があります。それは多くの人が経験した大きな日かもしれませんし、人それぞれのタイミングでやってくる日かもしれません。何にせよ、そういう日は家族や大切な人と過ごしたり連絡したり、特別な気持ちで時間を共有するというのも暮らしを豊かにしてくれる魔法のような気がします。皆様はどのように過ごされますか。
『人と人を結ぶ、想いを結ぶ、粋な暮らし』
水引作家 粋や店主
バンデンブリンク さおり
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